〜熱帯魚水槽に発生するコケを木酢液、フィトンギットなどを使って除去する方法を紹介します〜
 

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薬品を使ったコケ除去
おことわり
 木酢液などを使用する場合、水溶液濃度や洗い流すまでの時間によっては、水草が枯れてしまうことがあります。特にアヌビアスなどの葉の固い水草以外への使用は、充分な注意が必要です。
 木酢液は作った会社によって濃度がまちまちてすし、水草やコケにも薬品に対して強い弱いがあるので、水草の細胞を破壊せずにコケの細胞を破壊できる濃度・時間をここで断言するのはとても難しのです。
 ここで表示する濃度・時間はあくまでも参考とし、初めは薄い濃度・短い時間で試してみて、効き目がなかったら徐々に濃い濃度・長い時間にするなど、自己責任で行ってください。
 また、コケが付着する前に、あらかじめ木酢液などを微量に添加しておくと、コケ予防になるそうです。



水槽からコケが付いた物が取り出せないとき


 コケの付いた部分まで水位を下げられるとき
  (1)  フィルターを止めてコケの付着した部分が出るまで水を抜き、水位を下げます。次に木酢液2倍水溶液かフィトンギット2倍水溶液を、コケの付いた部分にスプレーで噴霧または筆で塗布します。10秒ほど待ってから水で洗い流し、水位を戻します。その後は、放っておけば自然に分解されるか、エビが食べてくれます。
 この場合、多量に水溶液を使うと生体・ろ過バクテリアに悪影響を及ぼす恐れがありますから、一度にやらず、何日かに分けて行います。
 どうしても一度に処理したい場合は、使用後に一度水を張ると、噴霧した水溶液が混ざるので、それをさらに換水する方法があります。しかし、その方法ですと先に抜いた水と合わせて、ほとんどすべての水を換えてしまうことになり、生体・ろ過バクテリアにとっては、それもまた好ましくありません。ですから、初めに水位を下げるときに抜いた水をバケツなどに取っておき、換水時の足し水に使いましょう。
  (2)  コケの付いた部分が水草などの生体以外でしたら、原液のままで使用するか、噴霧時間を長くとるとコケが死にやすいです。

 水位を下げられないとき
  (1)  木酢液原液かフィトンギット原液をスポイトや注射器に入れて、コケのすぐ近くで直接噴射します。このとき、フィルターは止めておきます。水中ですぐに薄まってしまうため、さすがに効き目は低です。
 これも多量に噴射すると生体・ろ過バクテリアに悪影響を及ぼす恐れがありますから、一度にやらず、何日かに分けて行います。あらかじめ水中で噴射した液をすぐに吸い出せるようにホースをセットしておき、噴射後液が拡がらないうちに、その用意したホースで周囲の水ごと吸い出すとベストです。
 できれば使用後に、1/3〜1/2の換水を行うとよいでしょう。



水槽からコケが付いた物が取り出せるとき


 水草のとき
  (1)  木酢液2倍水溶液、フィトンギット2倍水溶液または食酢2倍水溶液をスプレーボトルに入れて、コケの付いた部分に直接噴霧または筆で塗布し、10秒ほど待って水で洗い流します。その後は、放っておけば自然に分解されるか、エビが食べてくれます。
  (2)  上記の水溶液を大きめの容器に入れて、その中に水草をひたし、10秒ほど待ってから取り出して水で洗い流します。容器をフタのできるものにすれば、次回使うまで保存できて便利です。

 流木、石、底砂のとき
  (1)  薬品を使うのはもったいないので、頑固なものでない限りタワシ、スポンジ、ワイヤーブラシでこすり落としましょう。
  (2)  頑固なものでも、熱湯をかければコケは簡単に死滅します。
  (3)  木酢液原液または食酢原液を使い、上記「水草のとき」と同様に対処します。この場合2倍水溶液ではなく原液のままで使用して、水で洗い流すまでの時間を充分取るとコケが死にやすいです。
 また、フィトンギットは高価なので、生体に直接触れるときや、特に安全を求めるとき以外は使わない方が経済的です。ほとんどお金のかからない、(2)で紹介した熱湯がおすすめです。
  (4)  漂白剤は内部にしみ込んで、水槽に戻したときにその漂白剤がしみ出してくるので、使わないでください。流木は漂白されて、白っぽくなってしまうこともあります。

 器具のとき
  (1)  手の届く範囲のコケは薬品を使わず、タワシやスポンジでゴシゴシこすり落としましょう。
  (2)  器具に傷を付けたくないとき、手が届かないときは、漂白剤を説明書よりも少し多めに使い、漬け置き洗いします。こびりついたコケは、やさしくこするか水道の水圧で落とします。そのあとは流水で充分すすぎます。
 「ハイター」ではなく「キッチンハイター」なら洗浄成分(界面活性剤)も含まれているので汚れも落としやすいのですが、洗浄成分が水槽内に入ると危険ですから、さらに念入りにすすぎましょう。
 塩素系漂白剤の使用後は、テトラのコントラコロラインなど水道水の塩素中和剤を流用し、漂白剤の塩素分を無毒化する方法も利用されています。この場合、水道水の塩素を中和するときの濃度より、濃いめに入れた水に充分に漬け置きします。
  (3)  漂白剤を使うのにためらいがあるときは木酢液を使ってもよいでしょう。ただし、コケ(の細胞)を殺すことはできても、漂白剤のようにコケや汚れを除去する力はありません。
 ただし、熱湯の使用は避けた方が無難です。熱に弱いプラスチックなどは、熱で変形してしまうことがあります。
  (4)  一般的ではありませんが、オキシドールなどコケの細胞を破壊できるものなら何でも使用できると聞きます。しかし、めったなことがないかぎり、あえて使う必要も無いと思います。

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